「宮大工の技でSDZsな取り組み」

・日本経済新聞 掲載


弊社のサステナブルな取り組みの一つ牛舎建築が、日本経済新聞様に取り上げていただきました。

なぜ牛舎なのかというと、社寺建築を施工するときに、多くの端材が出ます。材料の無駄を省きたいという思いで何か使用用途がないかと模索しておりました。

そのような時に、熟豊ファーム様から牛舎新築の依頼を受けました。

建築に際しての打ち合わせをしているときに、端材を補強材として使えるんじゃないか?という考えになりました。


・なぜ牛舎建築?

牛舎というものは、壁面が極端に少なく、建物強度を上げるには、筋交い・火打ち・方杖等の補給部材によって強度を上げる必要があります。

その為、補強材の数は多くの本数が必要になってしまいます。

その時に考えたのが、端材を使用するということです。

端材を使用することで、建物強度を上げる事はもちろんのこと、コスト面にも配慮できます。

また、今までは端材を処分しなければいけなかったのが、牛舎の補強材として使うことにより、処分する端材の量も激減しました。

こういって取り組みをすることにより、材料の無駄を省くこともできます。

日本経済新聞様にはこのようなサステナブルな取り組みを評価していただいて、記事を掲載していただきました。


・今後の展望


社寺建築岡田工務店では、社寺建築を通じて、牛舎建築、そのほかに今問題になっている空き家問題に着目して、古民家改修等にも力を入れていき宮大工の技術力で、持続可能な社会の実現に力を入れていきたいと考えております。


掲載記事はこちらから

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC067EX0W3A101C2000000/